作品概要

 

 

 

 

ああ…

どうしてこんなに
悲しい事件が多いんやろ…

 

 

 

虐待、いじめ、過労死、自殺といった
数々の社会問題と向き合いながら

彼らがたどり着く”答え”とは何か…

聖書を学んで
”神様”について知った
オヤビンとコブン

二人は
どうしようもない社会問題を前に

”何ができるのか”

”どうしたら助けることができるのか”

神様にひたすら問いかけ続ける。

そして聞こえてきた
謎の”声”

その声を頼りに
彼らが起こした行動とは…?

生きる意味について
”神様の視点”で
真正面から向き合う物語です。

 

 

 

キャラクター紹介

オヤビン

自称エセ関西人。出身は大阪だが、何故か自分なりの方言を使っている。
年齢は不詳。見えないものは信じられない主義ゆえに神様をなかなか信じられない。
困っている人がいるとつい手を出してしまう優しい一面がある。

語りかける”声”と、見える”暗闇”…?


毎日死に物狂いで働いていたがオヤビンだったが、
父親を亡くしたきっかけで、突然仕事を退職し、無職に。
どうして生きるのか、彼は分からないまま日々なんとなく暮らしていたが、
コブンと出会い、麦わらと出会ったことをきっかけに、聖書を学ぶことになった。

学んだ「神(さん)」を呼びながら生活していたとき、
目の前に泣く少女が…
そして泣く少女と共に彼の心に響く”声”…。

さらに人々の闇を直面するたびに
”黒い影”が見え始める…。


その声は一体何を語るのか…
絶望の中に一筋の希望の声を頼りに、彼は動き出す…。

 

コブン

高校二年生。純粋でまっすぐな性格ゆえに、問題を抱えやすい。
正しさ伝える勇気があるが、涙もろく弱い自分に情けなさも感じている。

普段は笑顔で明るいコブンだが…

無職かつ無口かつのんきなオヤビンに対して、純粋さと明るさとストレートな言葉で引っ張っていくコブン。しかし彼も深い傷を抱えていた。


なかなかその辛さを表に出さないコブンだが、クリスマスが近づくと抑えきれない気持ちに…。

神様を純粋に信じるけれども、起こる現実問題の数々に、
彼もまた人生と向き合い、生きる意味と向き合い続ける。

麦わら


オヤビンとコブンにわかりやすく!をモットーに聖書を教えている。
会社で海外出張を命じられてから、直接オヤビンたちに伝えられなくなってしまい、
彼らのために毎日聖句を送っている。
いつか帰ってくるときには、二人が神様を熱く愛して信じている姿を夢見ている。