ブッブー♪
オヤビン
お、、なんや麦わらか…
オヤビン
今日の聖句…
キリストは、その肉の生活の時には、激しい叫びと涙とをもって、ご自分を死から救う力のあるかたに、祈と願いとをささげ、
そして、その深い信仰のゆえに聞きいれられたのである。
彼は御子であられたにもかかわらず、さまざまの苦しみによって従順を学び…(ヘブル人への手紙 5:7-8)
オヤビン
キリストさんも、そんなに大変だったんやな…
…
あーーー
どうしたらええんや…
ー翌朝
コブン
オヤビン、ぼく、ずっともやもやしてます。またあの子が叱られたり殴られたりしていないんじゃないかって!
オヤビン
そうやな・・・。
でも、児童相談所に電話したからの。必ず手はうってくれるはずや。
わしらはそれを信じて祈るしかないんじゃないかの・・・
でも、児童相談所に電話したからの。必ず手はうってくれるはずや。
わしらはそれを信じて祈るしかないんじゃないかの・・・
コブン
そ・・・そうですけど・・・。
そんなに遠くない場所だから、ぼく、たまに行ってみようと思うんです。
そんなに遠くない場所だから、ぼく、たまに行ってみようと思うんです。
オヤビン
好きにしたらええ。
ただ、わしらにできることには限界があるんや。
ただ、わしらにできることには限界があるんや。
コブン
わかってます。わかってますが・・・
今、ニュースでも、騒がれているじゃないですか・・・。
一時保護されても、その後また親の暴力を受けて死んでしまった子もいるって・・・
今、ニュースでも、騒がれているじゃないですか・・・。
一時保護されても、その後また親の暴力を受けて死んでしまった子もいるって・・・
オヤビン
せやから・・・
わしらは、信じて祈ることしかできんのや。
やれること、最善尽くしてやる。それだけや・・・。
わしらは、信じて祈ることしかできんのや。
やれること、最善尽くしてやる。それだけや・・・。
コブン
もし死んじゃったらどうするんですか!?
オヤビン
そ、そういわれても・・・
コブン
ぼくは、後悔しそうです。
オヤビン
そりゃ、わしやて・・・
コブン
なら、ぼくはもっと最善尽くします!!
オヤビン
おいおい、、わしらにも生活があるんや・・・
コブン
生活だなんて言ってる場合ですか!
命が死ぬかもしれないんですよ!?
しかもまだ、何もできない幼い子どもじゃないですか!!
ぼくは見捨てることができません!!
命が死ぬかもしれないんですよ!?
しかもまだ、何もできない幼い子どもじゃないですか!!
ぼくは見捨てることができません!!
オヤビン
せやから、見捨てるんとちゃうやろ。
できるところまでしか、わしらには・・・
できるところまでしか、わしらには・・・
コブン
オヤビンのばかちん!!!!
オヤビン
ば・・・ばかちん・・・
コブン
ぼく、行ってきます!!!
オヤビン
お、おい・・・!!
オヤビン
(行ってもーた・・・)
オヤビン
…
・・・・・
・・・・
コブン
しーんとしてる・・・
いないのかな・・・
泣き声も聞こえないや・・
いないのかな・・・
泣き声も聞こえないや・・
コブン
あ…
コブン
あ、あのー
アパートの人
なに?
コブン
このアパートに女の子住んでるの知ってますか?
アパートの人
ああ、よく泣いてる子?
コブン
はい!!知ってるんですね!?
アパートの人
なんか、この前警察来てたよ。
コブン
あ・・・そうなんですね!!
じゃあ、今保護されているんですかね・・・
じゃあ、今保護されているんですかね・・・
アパートの人
知らないけど。
コブン
そ、そうですか・・・。
アパートの人
こっちも迷惑なんだよな。怒声が聞こえたり泣き声聞こえたり。
コブン
え・・・
アパートの人
じゃ。
コブン
・・・・・
(そんな言い方ないじゃないか・・・人が苦しんでるっていうのに・・・
(そんな言い方ないじゃないか・・・人が苦しんでるっていうのに・・・
コブン
はあ・・・
それでも、今は、保護されているのなら・・・
それでも、今は、保護されているのなら・・・
コブン
…
わしらにできることには限界があるんや
コブン
はあ・・・
ぼくだってわかってるよ・・・
わかってるけど・・・
ぼくだってわかってるよ・・・
わかってるけど・・・
コブン
(神様、どうしたらあの子を救うことができるんでしょうか・・・
ぼくは、助けてあげたくても、できることがありません・・・。
オヤビンが話すように、ぼくたちができることには限界があります。
でも、祈ることしかできないなんて。ぼくは嫌です。)
ぼくは、助けてあげたくても、できることがありません・・・。
オヤビンが話すように、ぼくたちができることには限界があります。
でも、祈ることしかできないなんて。ぼくは嫌です。)
祈りなさい。
コブン
・・・・。
どうして祈るのか、わかるのか?
私が必ず働きかけることを、
信じるからだ。
コブン
…
コブン
…もう少し、祈ってみようかな…
…
…
…
誰か一人でも、
その命のために
祈る人がいるならば、
私が働きかけないだろうか。
…To be continued