ブッブー♪
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、わたしたちの罪のためにあがないの供え物として、御子をおつかわしになった。ここに愛がある。
ヨハネの第一の手紙 4:10
オヤビン
御子をつかわしたことが、愛…?
オヤビン
(・・・・!!)
オヤビン
(神さん、なんで、こんなタイミングに・・・・)
男
あいつさ、ほんと腹立つ。
次はどうしようか。
女
とりあえず謝らないと。
帰ってこさせるには。
オヤビン
(神さん・・・
わしは胸さわぎしかせえへん・・・!
せやけど・・・せやけど・・・
わしに何ができるんか・・・?)
人を見るな。
私が何を見て、
背負っただろうか・・・
男
お前・・・
オヤビン
・・・・・
女
なにこいつ
男
話したやつだよ
女
え、こいつが・・・?
オヤビン
先日は、すまんかったな。声かけて。
男
お前のせいであいつ、もっと反抗して困ったもんだよ。
オヤビン
(・・・・・っ)
オヤビン
また殴ったんか?
男
ああ?殴ってねーよ。
オヤビン
今はどうしてんのや?
男
お前に関係ないだろ。
オヤビン
そりゃ、そうやな。でも、周りから見てもかわいそうやと思うで。子供は笑ってこそかわええやないか。
男
黙れよ。お前に何がわかるんだ。
オヤビン
でも、愛して産んだ子やろ?愛してあげてこそ、子供も嬉しいんとちゃうか?
男
うるせえ!!!ひとんちの子供のことでぐだぐだ口出すな!!!
ああ、神さん・・・・
変えられへん・・・・
あの子、助けられへん・・・・
諦めるのか?
私は諦めない。
オヤビン
・・・お前はあの子のお母さんか?
女
え・・・。
オヤビン
なんで子供守らんのや。
女
別に、守るも何も、
ただのしつけじゃない。
ただのしつけじゃない。
オヤビン
ほんまに、そう思っとんのか・・・?
女
・・・・。
オヤビン
・・・・。
オヤビン
子供は、親だけが頼りや!
ほんまに、親しか救えん!
せやから、子供、守ってくれんかの・・・?
女
・・・・・っ
男
いい加減にしろ・・・っ!!おい行くぞ。
女
う、うん・・・。
オヤビン
ほん〜〜〜〜〜まに
頼むっ!!!!!!
頼むっ!!!!!!
人はなぜ、心に苦痛を感じるのか・・・
みんな、良心を持っているからだ。
私には、分かる。
だから愛するのだ。
あなたたちのその苦痛を背負って、
私が代わりに死んであげたのではないか?
男
その手を離せ!!!
…なんで、神さんも…?
もう諦めろ
女
もうやめてよ!!!
男
・・・!!!
女
もういい。もうやめて・・・
男
なんだと・・・?
女
もう、やめて。やめて。やめて…!!!!
男
お、、おい!!!
女
ついてこないで!!!!
…To be continued