いじめと向き合って
ミステリ編B読んでくださって本当にありがとうございます。
この話を最後まで書けたのは、奇跡だなと思っております。
なぜなら、「いじめ」って一番、書きたくないテーマだったからです。
誰かを虐める、その姿やシーンを見ると、
私は憤りが生じてですね・・・←
感情がぐるぐるし始めてしまうんです。
憤りと悲しみでぐるぐるぐるぐる…
だから虐めるシーン、書きたくありませんでした。
正直、マンガ書いてる時一番しんどかったです。
早くこのシーン終わらせたいなあ…と思いながらも書きました。
でももっとも辛いのは、
実際にいじめを受けている人達です。
苦痛なんだよそれは!!それは苦痛なの!!
そう虐める人にもちゃんと分かってもらいたい気持ちもあって、
虐められているヒロフミの苦悩もちゃんと書こうと思いました。
ヒロフミの苦悩をちゃんと表現してこそ、虐める人へ少しでも感じてもらえるものがないかなと思ったからです…。
伝えたいこと〜不登校・自殺に対して
ひとつ書きながら思ったことがあったんですが…
不登校って選択が「悪いもの」と思われるのは
おかしいんじゃないかって思うんです。
たしかに世の中は厳しいです。
不登校になったら、経歴に空白ができるから、
将来のことを思って不安で、無理くり最後まで学校に通うことを選ぶ人もいるでしょう。
乗り越えられればいいかもしれませんが、しかし、傷跡も深く残ります…。
本当に変えていかなければいけない社会の現状だと思います。
私は命が生きる道なら、全肯定したいです。
不登校だろうとなんだろうと、命が生きているならば、
とりあえずその先は変えていくことができる。
怖いのは「死」を選択すること。
「自殺」を選んでしまうことです。
人は苦しい状況になると、その状況ひとつしか考えられなくなってしまいます。
その苦しさばかりを考えた先に「自殺」という選択肢が出てきます。
神様はその状況をご覧になって、ただ見ているでしょうか?
なんとか助けたいと見えない世界では天使動員、万物動員です←
しかし「見えない」のが問題なんです。
逆に自殺に誘う悪魔もいる。
人に天使みたいな人がいれば、悪魔みたいな人もいる。
霊の世界もそうなんです。
ただ見えないだけです。
目には見えないけれども、
絶対に生きて欲しい、そう願う存在がいます。
全世界見渡してそう願う人がいないでしょうか?
私だって願うのに、生きることを願わない神様でしょうか?
生きることを願っている神様だということを
どうか忘れないで欲しいです…。
そして神様は、諦めない人にはこじ開けてでも生きる道を示してくださるから。
どうか死という選択だけはしないでほしい。
それがどんなに辛くても、恨みたくなる状況でも、
助けてくれる存在は絶対にいるから、諦めないで欲しい。
諦めるなら、不登校になってもいいから
生きて欲しい。
生きるのが、戦うことだから。
自分は逃げているんじゃないかと思わないで欲しい。
…
理不尽な思いで苦しむ人が多すぎて、
すごく悔しいですね。
自分も悔しくてこんな文章打ちながら涙腺がゆるみます。
しかし、それを乗り越えて行こうとする人が社会にはたくさんいます。
理不尽な状況に追い詰められた方々を受け入れられる社会にしていこうと
努力する人がたくさんいます。
私は物語という形で、神様の愛を伝えることに専念していますが、
世の中には「良くしていこう」という働きがたくさんあるのです。
それがとても希望的です。
今いる環境、学校が人生の全てではないのです。
たとえ学校に行かなくたって、生きることさえ諦めなければ、
もっと良い環境があるし、もっと新しい世界が待っている。
いじめっ子と戦わなくたっていい。
そのエネルギーをどうか、生きようとするエネルギーに変えてほしい。
「ひとつのことばかり考えるな」
これが、神様からのメッセージです。
生きる道はたーっくさんあるから、
どうか羽ばたいてほしい。自由に、生きて欲しい。
神様と共にしたら、本当に楽しく、幸せだから…。
ミステリ編C
ミステリ編Bの最後は、なんとまあ続編ですかと思わせぶりなオヤビンのセリフ。
あれを書いた自分も驚きました。はい。←
もういじめの話は終わりだ。と内心気持ちを解きはじめていたのですが…
どうしても書きたいことが生じてしまったのです…。
そのきっかけは、やはり神様の愛でした…。
ミステリ編Cでは<虐める側の視点>を描こうとしています…はい…。
加害者の心理…次描きたいのはそこなんです。はい…。
非常に重苦しい気持ちです。はい…。
私、虐める人の心理って全然分からないんですけど、
ちゃんと知らないといけないと思ったんです。
結局、虐める人がいなければ「いじめ」はないじゃないですか。
ではどうして虐めるのか…その背景には何があるのか…
そして、虐める人が抱えるストレスについて、改めて家庭環境、様々な歪みと一緒に浮き彫りにしながら、オヤビンとコブンを通して、神様の愛に繋げてみたいと思っています。
決して、加害者に対する「甘え」を提示する話ではありません。
でも、根深い背景を「知る」ことには、問題を解く糸口があるのではないでしょうか・・。
ただただ愛で、愛で解いていきます。
オヤビンとコブンと一緒に続けて向き合って参ります!
日本がもっと救われるようにと祈りながら、未熟な私ですが、続けて頑張ります^^
重苦しい気持ち、胸が痛い気持ち、
一緒に感じてくださって感謝します。
>>ミステリ編B