第三回で扱ったテーマは
『メディアとSNSに問う!?〜情報社会に隠された心理』でした!
情報社会というだけで、問題は幅広く深い課題ですが、
内容は核心的かつどれも大切なものばかりでした!
本日はゲストにお招きしたしょうさんより、実際に話していただいた内容を
コンパクトに記事にしてくださったものを載せることにしました☆
ありがとうございます✨
「メディアとSNSに問う!?〜情報社会に隠された心理」レポート(しょうさんより)
今回『メディアとSNSに問う!?〜情報社会に隠された心理〜』
というテーマでお話をしました。
情報社会の話をしようというと、
「出処が分からない情報を鵜呑みにしないようにしよう!」
とか、
「デマを暴いてやれー!」
という話がよく出るんじゃないかと思います。
でも私は、情報社会をめぐる背景に焦点を当ててお話をしました。
大きく分けて、
①嘘情報を発信する側の問題 と、
②嘘情報に騙される側の問題
とを取り上げました。
まず、①の嘘情報を発信する側の問題として、
数字を稼がなければいけない背景があります。
その数字とは、テレビなら視聴率、新聞なら販売部数、ネット記事なら閲覧数を指します。
これらの数字は、各発信者の収入に関わってきます。
そのため、発信者は、発信する情報を決めるとき、嘘か本当かが基準ではなく、
人々に見てもらえるかどうかを基準にします。
その結果、発信する情報に、嘘の内容や事実を誇張させた内容が混じってしまうことがあります。
もう一つ
②嘘情報に騙される側の問題として、
「認知バイアス」という人間心理が背景にあります。
「認知バイアス」とは、
願望があると自分の都合のいいように解釈をしてしまう心理現象のことを言います。
平たく言うと、事実であってほしいと思う事柄を事実だと信じ込んでします現象です。
情報を受け取る側は、「認知バイアス」の影響で、真実を正しく見分けることができなくしまうことがあります。
情報社会を生きる上で、情報リテラシーを身に着ける必要はあると思います。
でも、それ以上に大事なことは自分の心と向き合い、
コントロールできるようにする事だと思います。
本当に心の問題はありとあらゆる問題につながっているなと感じられる日々です。
いかがだったでしょうか・・・?
情報がいかに人の欲や心理によってコントロールされているのかがわかると、
日々触れる情報との接し方を改めて考え直す時間になりますね…!
今回来てくださった方の感想
今回全体では15名ほどの方が参加してくださいました!
来てくださってありがとうございます☺
以下来てくださった方の感想です(^^)
スピーカーの方の専門的な知識と、ディスカッションが多く考えさせられ
SNSなどを取り巻く情報リテラシーについて考える機会になりました!(20代 男性)
情報の真偽も大切ですが、何より自分の心や精神状態、認識や考えが重要であることを学びました。(20代 女性)
認知バイアスは怖いなと思うのと同時に、ピンチにもチャンスにもなるなと感じました。そして情報・人との出会いはしっかり見極めようと改めて思えました!(社会人 男性)
SNSが世界的に流行し、情報化社会になりました。誰もが有益な情報を得られるやうになった反面、フェイクニュースも増え、情報過多の中から正しい情報や考えを選び取る真の情報リテラシーが求められる時代だな、と改めて考えました。(社会人 男性)
すべては載せられませんが、
いろいろな分野の方が参加してくださり
考えるきっかけになったこと、とても嬉しく思います(^^♪
次回の開催は…?
次回は9月4日(土)15:00~17:00開催です\(^o^)/
そして気になるテーマは…
『ソーシャルワーカーと考える~本当に必要な地域の繋がりとは?~』です!!
医療ソーシャルワーカーとして実際に現場で活躍するゲストをお迎えして、希薄化した地域社会に広がる社会問題と、本当に必要な地域の繋がりについて考えていきます♪
福祉系の資格を目指す学生さん、社会人さんはもちろん
地域の繋がりに問題意識がある方や、社会問題について深めたい方
ぜひ一緒に考えましょう☺